Nishida Koji ブログアーカイブ

No.87 「謝罪と弁解」

hitorigoto

「すみません。でも・・・。」
「悪かったと思っています。だけど・・・」
「それは間違いですが。だって・・・」

人はしばしば謝罪と弁解を一緒くたにしてしまう。でも、だけど、だって・・・。この言葉から始まる言い訳をついしてしまう。

「謝るときは気持ちよく謝れ。弁解は一切するな。」
幼年時代からの、父の教えである。

己の非を認めるときは、謝罪のみの方が相手には伝わる。謝罪と弁解を同時にしてしまうと、謝罪する気持ちが薄れて伝わってしまう。更には、言い訳がましい印象までも与えてしまう。

人は誰しも自分が可愛いものだし、己を正当化したい防衛感覚を持ち合わせる。弁解は自分の身を守るための本能とも言えるだろう。

しかし、一緒くたはいけない。

相手の立場に立ったときにするのが謝罪。自分の立場に立ったときにするのが弁解。
きちんと区別して伝えたいものだ。

2006年11月
#087 謝罪と弁解