Nishida Koji ブログアーカイブ

No.51 「ゴミ出し」

hitorigoto

今回は、かなりの批判を買いそうな独り言です。特に女性陣、お手柔らかに・・・

「あなた、お帰りなさい。お仕事お疲れ様。
ビールになさいます、それともお風呂になさいます?」
と、着物に身を包んだお淑やかな女性が、毎夕私を迎え入れる。
その女性はとても働き者で、掃除、洗濯、料理、すべてにおいて完璧。さだまさしの「関白宣言」に出てくる日身さん(カミサン)のような人。日は太陽の意味だから、まさに太陽の分身のような人。

私が中高生の頃、思い描いていた理想の妻である。

そんな日身さんが、夫にゴミ出しをお願いするなんてあろうはずもない。

あれれ。 なんだこの光景は?

スーツ姿に身を包んだ妻帯者たちが、なんでゴミ袋を持っているんだ~?!
「パパ。玄関のゴミよろしくね~」なんて声が、なんで聞こえてくるんだ~?!

なんて時代遅れな人。 何様のつもり。
フェミニストたちからの大ブーイングが聞こえてきそうだ。

「ところで、お宅はどうなんだい? どうせ、理想と現実は違うんだろ?」
「はい。その通りでございます。妻も仕事をしておりますから、私もゴミ出しを致します。」
「なんだ。やっぱりそうじゃねえか」
「しかし、こだわっていることがあります」
「なんだいそりゃ?」
「スーツ姿のときや出勤の際は、ゴミ出しはしないってことです」
「ほ~」

スーツとゴミ袋は、合いませんからね。

世の日身さん方。 どうかご配慮を。

2003年11月
#051 ゴミ出し