Nishida Koji ブログアーカイブ

No.46 「動機」

hitorigoto

「何故英語を話せるようになりたいと思ったのですか?」
「それは、世界平和を目指し、将来国際舞台で活躍したいと思ったからだよ」 
そんなのウソウソ・・・。

大都会・東京に憧れて、故郷の福岡から上京したのが19歳の春。
「都会で思いっきり遊ぶ」 東京の大学を選んだ理由はこの一言に尽きた。アルバイトでお金をためては六本木に行く。そんな生活が続いた。

六本木にはたくさんの西洋人がいた。私はいつしか彼女たちに魅了され、「落としてみたい」と思った。それには、まず英会話の習得が不可欠と痛感。英語漬の日々を続けた。
つまり、私が英語を話せるようになりたいと思った動機、それは、
「女性を落としたかった」これが真実である。

なんと低次元な。。。そう思う人もたくさんいるだろう。実際に低次元な動機だ。
しかし、ものの豊かな時代に育って、ハングリーをしらない今の日本の若者たちや、受験戦争に勝ち抜くために良い子を演じてきた大学生を見ていると、「かっこつけるなよ!」って心の底から言いたくなる。もっと自分の深いところを見てみなよって。どんなに蓋をしたって、ちゃんと存在するんだから。低次元なものがね。

高い理想を言いながら行動したって、長続きはしないものだよ。まだ世の中のことを何も知らないんだから。だからすぐに疲れる。悩む。挙句の果てには、「やりたいことが見つからない」となる。

もっと低次元の動機を大切にしてごらん。現実と直結しているわけだから、長続きするよ。
「世界平和のために英語を勉強する。」なんて言ってたって、世界平和が何なのかって自分の中でも答えが出てないんだから、必ず迷いが生じてくる。しばらく経つと「俺・私は何のために英語を勉強してるんだろう」となる。
でも、「この好きになった女性を落とすために英語を勉強する」となると、答えがはっきりしているから、そこには何の迷いもない。少しずつでも会話になっていく瞬間なんて、たまらないものがあるさ。そうすればもっと面白くなってきて勉強も長続きするんだね。
僕のくだらない低次元の一例だけど、一事が万事さ。

若者諸君、今は低次元の動機をもっと大切にして、行動するときだよ。
その積み重ねが高次元に繋がっていくのだから。

梅雨の季節で益々、「やりたいことがな~い」モードになっている君。心の蓋を開けて低次元動機を探してごらん。ごろごろ転がっているから・・・

さあ、動きな!

2003年6月
#046 動機