Nishida Koji ブログアーカイブ

No.11 「気持ちを伝えよう」

hitorigoto

今月6日、真っ黒に日焼けした一人の学生が研究室に飛び込んできた。1年間のアメリカ留学を終え帰国したゼミ生・竹石良輔である。いかに室外での勉学(?)を重ねたかが容易に察せられるほど日焼けした満面の笑顔からは、ひとつのことをやり遂げた達成感と自信に満ちたものが伺える。
力いっぱいの抱擁を交わし、彼の帰国を歓迎した。
なんとも嬉しい瞬間だ。

素晴らしいことを経験できたとき、何かを達成したとき、人は身体全体で喜びを感じ、その喜びや満足感は、その人間からにじみ出る。周りの人たちにもその気持ちは伝わるものだし、自分のことのようにうれしくさせる。
スポーツ好きな私などは、選手が勝利を手にした際のインタビューなどを見て、自分のことのように感激することもしばしばだ。

そのような姿を目にするたびに、喜びの気持ちを素直に人に伝えられる人、その気持ちの根底にある感謝の気持ちを、全身全霊で伝えようとする人は、つくづく魅力的な人だなと思う。
今ある満足感や達成感が、自分の努力にもまして、支えてくれた人達と環境のお陰だということを、身に沁みて実感している人たちであろう。

竹石の笑顔は、「最高」だった。その素晴らしい笑顔を作りえた自分を誇りに思って欲しい。
そして、その素晴らしい笑顔にたくさんの人たちの支えがあったことを絶対に忘れてはいけない。

これからも我がゼミ生達は、私に最高の笑顔を与え続けてくれるだろう。

2000年7月
#011 気持ちを伝えよう